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シティグループ|米政府救済策|不良資産保証、資本注入、普通株配当禁止
米連邦準備理事会(FRB)と米財務省、米連邦預金保険公社(FDIC)は2008年11月23日(日曜日)、経営難に陥っている米最大手銀シティグループへの救済策を発表しました。
≪ シティグループ|米政府救済策の要旨 ≫
― 不良資産3060億ドル(約30兆円)を保証 ―
◆ 3060億ドルの不良資産から発生する損失のうち、最初の290億ドルをシティが負担。
◆ シティの負担を超える分は1割をシティ、9割を政府が負う。
◆ 財務省は最大で50億ドルを負担。
◆ 連邦預金保険公社(FDIC)は最大で100億ドルを負担。
◆ 米連邦準備理事会(FRB)もローンを貸し出す。
◆ 住宅ローン関連資産の保証期間は10年、それ以外の資産は5年。
◆ 保証の財源には金融安定化法で定めた計7000億ドルの公的資金を使う。
― 資本注入 ―
◆ 保証料としてシティは財務省に40億ドル、FDICに30億ドルの優先株を発行する。
◆ 200億ドルの資本注入は財務省が優先株を購入して行う。
◆ 優先株の配当利回りは年8%。
◆ 資本注入の財源には金融安定化法で定めた公的資金を使う。
― 政府救済策の条件 ―
◆ 自力増資のメドがつくまで普通株配当を禁止。
◆ 今後3年間、シティが1セントを超える四半期配当を出す場合には政府の同意が必要。
◆ 配当同意の条件は「適切な額の普通株増資を行える能力」。
◆ ボーナスを含む役員報酬の体系を見直しを政府に提出。
◆ 長期的な企業利益に対する報酬を基準とし、金額に「適切な上限」を設ける。
シティグループ同様に、金融安定化法による公的資金の注入を受けた金融機関は、大幅な減配や配当の停止に踏み切る可能性があると考えています。
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 ウェルズ・ファーゴの決算を追う
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 USバンコープの決算を追う
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 バンク・オブ・アメリカの決算を追う
《参考》
“特集” 《投資の視点》 2008年金融・株式市場/政治総覧
米政府、シティ救済で不良資産30兆円保証 1.9兆円資本注入
[Nikkei Net|ニューヨーク|2008年11月24日 15:15]
米連邦準備理事会(FRB)と米財務省、米連邦預金保険公社(FDIC)は23日、経営難に陥っている米最大手銀シティグループが抱える不良資産3060億ドル(約30兆円)を保証する救済策を発表した。損失が一定額を超えた分を政府が肩代わりする。同時に200億ドル(約1.9兆円)の公的資金も注入する。
シティは財務悪化懸念から株価が急落しており、先週末から政府と支援内容を協議していた。保証対象の資産は、値下がりの激しい住宅ローンや商業用不動産ローンを裏付けとする証券化商品など。保証や資本注入の財源には金融安定化法で定めた計7000億ドルの公的資金をあてる。
シティの資産保証は最長10年 米政府救済策の詳細明らかに
[Nikkei Net|2008年11月24日 16:02]
米政府が発表した大手銀シティグループ救済策の詳細は以下の通り。
(1)住宅ローン関連資産の保証期間は10年、それ以外の資産は5年。
(2)3060億ドルの不良資産から発生する損失のうち、最初の290億ドルをシティが負担。それを超える分は1割をシティ、9割を政府が負う。最大で財務省が50億ドル、連邦預金保険公社(FDIC)が100億ドルを負担する。米連邦準備理事会(FRB)もローンを貸し出す。
(3)保証料としてシティは財務省に40億ドル、FDICに30億ドルの優先株を発行する。
(4)200億ドルの資本注入は財務省が優先株を購入して行う。シティは年8%の金利を支払う。
シティの普通株配当を実質禁止、役員報酬に上限 米政府が条件
[Nikkei Net|ニューヨーク|2008年11月24日 16:29]
米政府は、最大手銀シティグループの救済に伴い、自力増資のメドがつくまで実質的に同社の普通株配当を禁止する。具体的には今後3年間、シティが1セントを超える四半期配当を出す場合には政府の同意が必要。同意の条件として「適切な額の普通株増資を行える能力」を挙げた。
またボーナスを含む役員報酬の体系を見直し、政府に提出するよう求めた。長期的な企業利益に対する報酬を基準とし、金額に「適切な上限」を設ける。
利益が社外に流出するのを避けるとともに、多額の公的資金を使った金融機関救済に対する国民の反発を和らげる狙い。
- [2008/11/24 19:22]
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ジェレミー・シーゲル博士|貸し渋りが下げを加速
「直近の株価下落は経営環境の急激な悪化を市場が恐れているためだ。下げを加速させているのは銀行の貸し渋りだ。財務内容が健常な企業や個人への融資にも慎重で、銀行は現金をため込んでいる。米当局による利下げと巨額の資本注入の狙いを無視している。」
米ペンシルベニア大ウォートン校教授で投資の教科書|『株式投資の未来』の著者、ジェレミー・シーゲル博士は2008年11月13日、日経新聞の取材に、「市場の下落は、市場参加者の恐れと貸し渋りが原因」と話しました。
一方で、世界最大の債権投資会社PIMCOを率いるビル・グロース氏は、株式市場の下落は恐怖心ではなく「使い証拠金」が原因としてきしています。
≫ ビル・グロース(PIMCO)|株安は恐怖心ではなく追加証拠金差し入れが原因 [2008/10/25]
「銀行の貸し渋り」であれ、「追加証拠金の差し入れ」であれ、その背後にあるのは、ミスター・マーケットの感じている「恐怖心」です。
「われわれが恐れるべき唯一のことは恐れそれ自体だ」
"The only thing we have to fear is fear itself."
世界恐慌を克服するためにニューディール政策を行ったフランクリン・ルーズベルト大統領のあまりにも有名な就任式の言葉です。
「現在の状態は妥当なのだろうか。」
今、個人投資家に一番必要なことは、他の市場参加者よりも群をぬいて賢いよりも、「常識力(Common Sense Quotient)」です。
これは、2008年11月に発表されたビル・グロース氏のInvestment Outlookでの指摘です。
≫ ビル・グロース|「現在の状態は妥当か」と疑問の目を向ける常識力を [2008/11/24]
株式市場の津波にまどわされず、もう一度、自分自身に問いかけています。
「現在の状態は妥当なのだろうか。」
すでにいち早く、「いいえ!」と答えを出している投資家がいます。
「私は米国株に投資している。」
ウォーレン・バフェット氏です。
≫ ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている [2008/10/18]
「現在の状態は妥当なのだろうか。」
個人投資家が各々出さなければいけない答えだと思います。
≫ 【投資の箴言】 暴落する市場から目をそむける投資家に成功するチャンスはない。
《参考》
≫ “特集” 《投資の視点》 2008年金融・株式市場/政治総覧
≫ ジョージ・ソロス|人為的規制で市場の流動性を低下させるべきではない [2008/11/16]
ウォーレン・バフェット氏推薦 「すべての投資家が学ぶべき新しい事実」
投資の教科書|『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす』
貸し渋りが下げを加速
[日本経済新聞|2008年11月13日]
ジェレミー・シーゲル氏(米ペンシルベニア大ウォートン校教授)
直近の株価下落は経営環境の急激な悪化を市場が恐れているためだ。どの経営者も「これまで経験したことのない厳しい環境」と強調、売りが止まらなくなってきた。下げを加速させているのは銀行の貸し渋りだ。財務内容が健常な企業や個人への融資にも慎重で、銀行は現金をため込んでいる。米当局による利下げと巨額の資本注入の狙いを無視している。
- [2008/11/24 17:32]
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アメリカン・エキスプレス|35億ドルの公的資金注入を要請
住宅危機による影響を直接受けていない企業が公的資金の注入を要請するの最新例に!
アメリカン・エキスプレス(アメックス)は、個人消費の鈍化やデフォルト(債務不履行)の増加で打撃を受けていることを背景に、約35億ドルの公的資金注入を米政府に要請したことが明らかになりました。
≫ アメリカン・エキスプレス|銀行持ち株会社への転換をFRBが承認 [2008/11/13]
切羽詰るとはこのことですね。
アメックスの業績悪化の根本原因は、個人消費の鈍化やデフォルトではなく、明らかに経営戦略の失敗です。
≫ アメリカン・エキスプレス|延滞率上昇でさらなる業績悪化 [2008/07/17]
セゾンカードから出ているホワイト・アメックスみたいなものを止めない限り、先行きは相変わらずででこぼこ道になることでしょう。
《参考》
≫ マスターカード|2008年4-6月期(2Q)決算|25%増益 取扱高の減速で株価は約10%の大幅安 [2008/08/07]
≫ ビザ(VISA)|2008年4-6月期(3Q)|41%増益 デビットカード事業が成長をけん引 [2008/07/31]
― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
『ビジネスは人なり 投資は価値なり―ウォーレン・バフェット』
アメックス、35億ドルの公的資金注入を要請=関係筋
[Nikkei Net|ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)|2008年11月13日]
金融総合サービス大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)(NYSE:AXP)は、個人消費の鈍化やデフォルト(債務不履行)の増加で打撃を受けていることを背景に、約35億ドルの公的資金注入を米政府に要請した。関係筋が明らかにした。
住宅危機による影響を直接受けていない企業が公的資金の注入を要請するのは同社が最新例となる。個人消費の鈍化で痛手を負っている小売企業や自動車メーカーは政府からの資金の支援を受けていないが、あらゆる業態の金融会社は政府の支援策の適用を受けている。
アメックスは10日、銀行持ち株会社への転換を米連邦準備制度理事会(FRB)に承認された。財務省の7000億ドルの金融安定化法に基づく不良資産救済プログラム(TARP)適用を同社が申請したのが、この前だったのか後だったのかははっきりしない。
同社の銀行部門が以前、貯蓄金融機関監督局(OTS)の監督下にあったため、アメックスは銀行持ち株会社への転換前のままでTARPの適用を受ける資格があったと考えられる。だが、同筋によるとアメックス幹部は、FRBに直接監督される立場になれば、政府からの支援をより早く確実に受けられるようになると判断した。
アメックスは、公的資金の注入を政府に要請したとは発表していない。この資金をどのような目的で利用するのかも明らかになっていない。連邦当局は、支援を要請した企業が申請を承認されたかどうかを公表しないが、多くの企業は自ら計画を発表している。
アメックスは、公的資金の注入を受ければ、事業資金調達の柔軟性が増す。だが個人消費の落ち込みが改善することにはならないとみられる。
- [2008/11/13 21:13]
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アメリカン・エキスプレス|銀行持ち株会社への転換をFRBが承認
「銀行持ち株会社に転換することで、FRBから低コストの資金を調達できるようになる。」
金融総合サービス大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)は2008年11月10日、米連邦準備制度理事会(FRB)による銀行持ち株会社への転換申請を承認されました。
金融市場には予想外の発表で、翌11日の株式市場では相場全体が軟調だったことにも引きずられ、6.59%の下落となりました。
アメリカン・エキスプレス株価 (2008年11月11日終値)
22.40 ↓1.58 (6.59%)
銀行持ち株会社への転換により、FRBから低コストの資金を調達できるようになります。
アメックスは信用力の未成熟な若年層にクレジットカードを大量発行して延滞率が上昇してしまい、業績を悪化させてしまっています。
≫ アメリカン・エキスプレス|延滞率上昇でさらなる業績悪化 [2008/07/17]
米国の金融混乱にかすんでしまっているかもしれませんが、明らかに事業戦略の失敗です。
それをこの機に乗じてFRBに支えてもらおうというのは、ちょっと調子良過ぎではないでしょうか。
私の視点では、現在のアメリカン・エキスプレスの経営は迷走しています。
投資家ウォーレン・バフェット氏は、アメリカン・エキスプレスに投資する大株主です。
2008年8月14日に米証券取引委員会(SEC)に提出された「様式13-F」報告書によると、2008年6月30日時点でアメリカン・エキスプレス株を151,610,700株保有しており、同氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイのポートフォリオの中で評価額による構成比率は9.87%、構成順位は3位と上位です。
≫ ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハサウェイ|保有株式一覧 「様式13-F」報告書 【最新情報】
バフェット氏は経営に口出しはしません。
バフェット氏と経営者が事業経営について話し合うのは、経営者がそれを望むときだけです。
「経営者が私に意見を求めるときがある。
そんな時は決まって良くない報告のときだ。」
アメリカン・エキスプレスのケネス・シュノールト最高経営責任者(CEO)は、はたして銀行持ち株会社への転換をバフェット氏に相談していたでしょうか。
バフェット氏は、現状のアメリカン・エキスプレスをどのように見ているのでしょうか。
≫ ウォーレン・バフェット|新規投資・保有銘柄・保有株売買 【最新情報】
≪投資の視点≫で注目、【追跡】していきます。
《参考》
≫ マスターカード|2008年4-6月期(2Q)決算|25%増益 取扱高の減速で株価は約10%の大幅安 [2008/08/07]
≫ ビザ(VISA)|2008年4-6月期(3Q)|41%増益 デビットカード事業が成長をけん引 [2008/07/31]
≫ アメリカン・エキスプレス(アメックス)|ローン延滞増加でで損失480億円 [2008/01/12]
― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
投資の教科書|株で富を築くバフェットの法則 「新版」世界最強の投資家に学ぶ12の銘柄選択法
アメックス、銀行持ち株会社への転換をFRBが承認
[Nikkei Net|ワシントン(ウォール・ストリート・ジャーナル)|2008年11月11日]
米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、金融総合サービス大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)(NYSE:AXP)による銀行持ち株会社への転換申請を承認したと発表した。
銀行持ち株会社への転換申請を承認されたのは、アメックスと、関連会社のアメリカン・エキスプレス・トラベル・リレーテッド・サービシズ。
これは予想外の発表だった。アメックスは銀行持ち株会社に転換することで、FRBから低コストの資金を調達できるようになる。
アメックスは10月、世界の景気のさらなる減速に備えた経費節減策の一環として、全従業員の10%近くに相当する7000人を削減すると発表している。
- [2008/11/13 21:08]
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アンハイザー・ブッシュ|株主がインベフによる買収を承認
「当社取役会にとって難しい決定だった。だが最終的に、取締役会はインベブの提案がわれわれの株主に最大の利益をもたらすと判断した。」
「バドワイザー」ビールを販売する米ビール大手アンハイザー・ブッシュの株主は2008年11月12日、ベルギーの同業インベブによる520億ドルでの買収を承認し、2008年末までにベルギー・ブラジル資本のインベブの傘下に入り、世界最大のビールメーカーが誕生します。
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 インベフによるアンハイザー・ブッシュ買収を追う
≫ アンハイザー・ブッシュ|インベブによる1株70ドルでの買収合意。世界最大のビール会社へ。 [2008/07/14]
投資家ウォーレン・バフェット氏もアンハイザー・ブッシュの株主です。
今は、“株主だった”という表現が正しいかもしれません。
それは明日、米証券取引委員会(SEC)に報告されるバフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイの「様式13-F」報告書で、2008年9月30日時点での保有株を確認すれば明らかになります。
2008年8月14日にSECに提出された2008年6月30日時点での「様式13-F」報告書では、インベフによるアンハイザー・ブッシュへの買収攻防戦の真っただ中、バフェット氏は保有株の6割をあっさりと市場で売却していたことが分かりました。≫ ウォーレン・バフェット|アンハイザーブッシュの保有株6割を売却 NRGエナジーに新規投資 [2008/08/24]
≫ ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハサウェイ|保有銘柄・保有株売買 2008年6月30日時点
バフェット氏が、その残りの4割の保有を続けた可能性は少ないのではないかと考えています。
市場で買収価格をわずかに下回る価格で売却できるのですから、時間を無駄にせずキャッシュにして、ゴールドマン・サックスやGEへの投資にあてたのかもしれません。
≫ ウォーレン・バフェット|ゴールドマン・サックスに50億ドル出資 [2008/09/24]
≫ ウォーレン・バフェット|GEの増資30億ドル分の優先株を引受 [2008/10/02]
もしバフェット氏がアンハイザー・ブッシュの株主のままだったとしても、今回の発表で承認したということになります。
インベフによるアンハイザー・ブッシュの買収は両社の株主承認を終え、今後は米国、英国、中国の反トラスト(独占禁止)当局からの承認を待つことになります。
中国当局の承認が必要なのは、アンハイザー・ブッシュが青島ビールの株式27%を保有しており、買収完了後はインベフがこれを引き継ぐことになるからです。
≫ インベブ|アンハイザー・ブッシュから青島ビール株取得へ [2008/09/09]
ビール好きの私には、今回の世界のビール業界再編の動きを≪投資の視点≫で【追跡】できて、本当に良い企業買収と投資の勉強になりました。
企業買収を≪投資の視点≫で見るとき、ウェルズ・ファーゴによるワコビア買収もとても勉強になりました。
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 ワコビア|ウェルズ・ファーゴによる救済合併を追う
2008年は個人投資家にとって、たくさんの≪投資の視点≫で学ぶチャンスがありました。
≫ “特集” 《投資の視点》 2008年金融・株式市場/政治総覧
この激動の一年に鍛え上げられた個人投資家は、これから5年、10年、20年後には素晴らしい投資の成果を上げることができるでしょう。
≫ ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている [2008/10/18]
《参考》
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 リーマン・ブラザーズ破綻を追う
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 メリルリンチのバンク・オブ・アメリカによる救済合併を追う
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 米住宅公社(GSE)|経営危機から政府救済策の行方を追う
― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
投資の教科書|[新版]バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか
アンハイザー株主、インベブによる買収を承認
[Nikkei Net|ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)|2008年11月13日]
米ビール大手アンハイザー・ブッシュ(NYSE:BUD)の株主は12日、ベルギーの同業インベブ(INB.BT)による520億ドルでの買収を承認した。これにより、米国の象徴的な企業であるアンハイザー・ブッシュが年末までに、ベルギー・ブラジル資本のインベブの傘下に入ることになった。
この買収は現在、米国、英国、中国の反トラスト(独占禁止)当局からの承認を待っている。インベブ株主はこの買収について9月に承認している。手続きが完了すれば、年間売上高約360億ドルを誇る、世界最大のビールメーカーが誕生する。新会社はアンハイザー・ブッシュの「バドワイザー」やインベブの「ベックス」など約300のブランドを抱え、ロンドンを本拠地とするSABミラー(SAB.JO)を上回る規模となる。新会社名はアンハイザー・ブッシュ・インベブとする。
アンハイザー・ブッシュおよび傘下会社は、156年の歴史のほとんどの間、アンハイザー一族またはブッシュ一族が率いてきた。
アンハイザー・ブッシュのオーガスト・ブッシュ最高経営責任者(CEO)は、提案された買収を支持することは「当社取役会にとって難しい決定だった」と述べた。だが「最終的に、取締役会はインベブの提案がわれわれの株主に最大の利益をもたらすと判断した」と語った。同氏は合併新会社の取締役に就任する。
- [2008/11/13 21:05]
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