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クウェート投資庁|ファニーメイとフレディマックの債券には今後投資しない 

「クウェート投資庁(KIA)は米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)発行債券へ今後投資することを検討していない。」

クウェート投資庁のシマリ財務相が、米政府系住宅金融会社のファニーメイとフレディマックに見切りをつけることを明らかにしました。
≫ “特集” 《投資の視点》 【追跡】 ファニーメイとフレディマックの経営危機を追う

同時に日本への投資の拡大を検討していることを明らかにしましたが、これは話し半分で。


クウェート投資庁、日本・インド・中国への投資拡大を検討
[クウェート 17日 ロイター|2008年 07月 18日 12:16 JST]

 クウェート投資庁(KIA)は日本・インド・中国を中心にアジアへの投資拡大を検討している。シマリ財務相が明らかにした。

 額賀財務相との会談後、記者団に対し、KIAは米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N)発行債券へ今後投資することを検討していない、と述べた。

 シマリ財務相は日本への投資についての質問に対し、「金融・投資分野に純粋に注目し、株式や債券に多く投資してきた。より広範にセクターを検討し、おそらく不動産分野にも投資できるだろう」と述べた。

 中国・インドでの投資分野に関する質問には「あらゆるセクターだ。特に注目しているセクターがあるわけではない」と述べた。

湾岸産油国|2010年に単一通貨発行の目標堅持 

湾岸産油国も単一通貨へ向けて始動しています。

参考
ジョージ・ソロス|ユーロ、世界の基軸通貨にはなり得ない。 [2008/05/31]
ジョージ・ソロス|米ドル、外貨準備通貨としての絶対的地位失った。 [2008/06/08]


湾岸産油国、単一通貨の目標堅持 2010年に発行
[Nikkei Net ドバイ|2008/6/9 23:50]

 サウジアラビアなどペルシャ湾岸の主要6産油国でつくる湾岸協力会議(GCC)は9日、カタールの首都ドーハで中央銀行総裁会合を開き、2010年にオマーンを除く5カ国で域内単一通貨を発行する目標を堅持することで一致した。

 そのために将来の域内統一中銀の土台となる通貨評議会を09年にも発足させることで合意した。同評議会は通貨統合に参加する国の通貨政策を調整する役割を持つ。

 議長役のアブドラ・サーニ・カタール中銀総裁やGCC幹部が会合後に明かした。この決定は9月17日にサウジアラビア西部ジッダで開くGCC財務相会合で承認する運びとなる。

 GCCは欧州連合(EU)型の経済統合を目指している。ユーロをモデルにした域内単一通貨の発行が当面の目標だが「現在のインフレ悪化が続けば通貨統合が遅れるかもしれない」(アラブ首長国連邦のスウェイディ中銀総裁)との見方も根強い。

ドバイ・インターナショナル・キャピタル(ドバイ政府系ファンド)|シティの非公開情報は知らない。出資の接触はない。 


ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)のサミール・アル・アンサリCEOの2日前の自身の発言への火消しのようです。
ドバイ・インターナショナル・キャピタル(ドバイ政府系ファンド)|シティ、さらなる資金が必要 [2008/03/15]

シティグループも同じ頃に(双方の声明の前後関係は未確認)、アンサリCEOの「シティには、さらなる資本が必要」と発言を否定するためと思われる発表をしています。
シティグループ|パンディットCEO|財務状態は健全で資本は十分。 [2008/03/15]

米シティから出資求める接触受けず=ドバイ政府系ファンド
[ドバイ 6日 ロイター|2008年 03月 7日 08:08 JST]

 ドバイ政府系ファンドのドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)は6日、米金融大手シティグループ(C.N)から出資を求めるアプローチは受けていないとする声明を発表した。

 DICのサミール・アル・アンサリ最高経営責任者(CEO)は4日、シティの資本状況について「多くの資金が必要」と発言。同行株価は9年ぶり安値水準に下落していた。

 DICは声明で「われわれはシティに関する非公開の情報は一切知らないし、シティが出資を求めてDICに接触した事実もない」と表明。また、シティの財務状況や同行への出資の利点について、意見を述べたことはないと付け加えた。



ドバイ・インターナショナル・キャピタル(ドバイ政府系ファンド)|シティ、さらなる資金が必要 

ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)も、シティグループへの出資を望んでいるということでしょう。

サミール・アル・アンサリCEOの意図が読みきれませんが。。。

2日後、シティグループのパンディットCEOの社内メモでの「資本は充分」という見解が公表されました。
シティグループ|パンディットCEO|財務状態は健全で資本は十分。 [2008/03/15]

ドバイ・インターナショナル・キャピタルの指摘を間接的に否定したということでしょう。


米シティ、さらなる資金が必要=ドバイ政府系ファンド
[ドバイ 4日 ロイター|2008年 03月 4日 22:49 JST]

 ドバイ政府系ファンド、ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)のサミール・アル・アンサリ最高経営責任者(CEO)は4日、米シティグループ(C.N)に関するロイターの質問に対し、アブダビ投資庁やクウェート投資庁、サウジアラビアのアルワリード王子などによる出資に続き「さらに多くの資金」が必要との考えを示した。

イスラム金融|資産110兆円・2010年推計 

イスラム金融が注目されるのは、リスクを引き受ける投資が基本だから。

イスラム金融の2010年での推計資産は110兆円でも、現在の日本の個人金融資産1416兆円(※2005年3月末平成16年全国消費実態調査)のわずか7.7%にすぎません、

イスラム金融
□□□
日本の個人金融資産
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

日本の個人金融資産にしめる株式の割合8.5%の121兆円(※)
●●●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

イスラム金融が注目されるわけがわかります。

さらに、イスラム金融は石油資源の枯渇にすでに準備を始めているのです。
世界の石油生産|68年後に枯渇 予測11年早まる [2007/12/07]

これはクエート投資庁マネージング・ディレクター、バデル・アルサード氏の言葉です。
石油の枯渇と液化天然ガス(LPG)の可能性 [2006/01/04]

「石油はいづれ枯渇する。我々は国家の安定運営や将来の世代のために、30年以上先を見据えて投資している。長期投資が前提にあり、リスク管理も徹底している。」


私たち日本人は、自分達の金融資産の将来を、同じグローバルな土俵の上でもっと真剣に考え、取り組まなくてはいかなくなるでしょう。

日本円がグローバルな市場で価値と信頼があり続けるためには。


イスラム金融、資産110兆円・2010年推計
[Nikkei Net|2008/1/14 07:00]

 急拡大するイスラム金融の資産規模が2010年には1兆ドル(約110兆円)を超える見通しとなった。原油高で中東産油国のマネーが膨らむ一方、イスラム圏でインフラ整備など資金需要が旺盛なためだ。イスラム教は不労所得である利子の受け払いを禁じており、イスラム金融は主にイスラム圏で実施されるリスクのある投資からの利益分配を基本としている。米欧に続いて日本の金融機関もイスラム債券(スクーク)の引き受けなどに乗り出している。

 米コンサルタント大手マッキンゼー・アンド・カンパニーが推計した。それによると06年末に4000億―4500億ドルだったイスラム金融の総資産は10年には倍増する。