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ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハザウェイの評価損96億ドル 

ウォーレン・バフェット氏は大損したわけではありません。

ウォールストリート・ジャーナル紙は、投資家ウォーレン・バフェット氏が所有するバークシャー・ハサウェイの自社株は2008年、96億ドル低下し、落ち込み幅で他のCEOをはるかにしのいでいると報じました。

この事実の受けとめ方は、投資家の考え方によってまったく変わってきます。

私やバフェット氏のような、株式市場を通じて企業に投資していると考えている投資家は、こう考えます。
≫ 【投資の箴言】 お金とは信用のこと。信用は膨らんだり、縮んだりします。 [2008/05/31]

「ミスター・マーケットは2008年のはじまりはまだ上機嫌でバークシャー・ハザウェイの株価を高く評価していました。ところが最近では、世界の金融市場の先行きに暗雲しか見えなくなり、気分が急に落ち込んで非常に低い評価をしています。

バークシャー・ハザウェイという企業の価値は何も変わっていないのに、ミスター・マーケットの気分だけで評価額が変わっても、何も変わっていません。

変わっていない健全な企業の価値を保有し続けることの方が大切です。ミスター・マーケットの気分だけの評価に、左右される必要はありません。ミスター・マーケットは、私たちを導くためにではなく、ただ利用すべき存在なのです。そして今こそ利用すべき時なのです。

ミスター・マーケットはいずれまた上機嫌になります。
彼は気の毒なことに矯正不能の感情的問題を抱えていますから。」


投資の教科書|『バフェットからの手紙 − 世界一の投資家が見た これから伸びる会社、滅びる会社』のバイブルに紹介されているバフェット氏自身の言葉に私の言葉を付け加えました。


これは“塩漬け”という、いつまでも損失を確定しないこととは、まったく違います。

私とバフェット氏の投資戦略は、永続する企業価値への投資を継続しつづけることこそ、長期にわたって利益を福利効果で積み上げる長期投資です。
≫ 【投資の箴言】 長期投資とは長期間にわたって利益を積み上げ続けること。 [2006/08/06]

《参考》
≫ ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハサウェイ|保有銘柄・保有株売買 【最新情報
≫ ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている [2008/10/18]
≫ 【投資の箴言】 一番の買い時は“道路に血”があるときだ。その血があなた自身が流したものであっても。 [2008/10/24]


― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
投資の教科書|『バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵』


米CEO、自社株急落で大損〜バフェットは96億ドル失う
[usfl.com|2008年10月24日 18:19 米国東部時間]

 金融危機による株式市場の急落で、最高経営責任者(CEO)が保有する自社株の額面価格が大幅に目減りしていることが、給与コンサルタント会社スティーブン・ホール&パートナーズの調べで分かった。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、ウォーレン・バフェット氏が所有するバークシャー・ハサウェイの自社株は今年、96億ドル低下し、落ち込み幅で他のCEOをはるかにしのいでいる。その他のCEOが所有する自社株では、オラクルのラリー・エリソン氏が66億ドル、マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏が48億ドル、アマゾンのジェフ・ベゾス氏が42億ドル、ニューズ・コープのルパート・マードック氏が39億ドルの低下となっている。

 バフェット氏とバルマー氏を除き、大損しているのは創業者か共同創業者となっている。創業者は一般的に自社株の保有率が高いからだ。

 それでも全体では、創業者でないCEOが失った自社株の価値は49%と、創業者の35%を上回っている。スティーブン・ホールの共同創業者であるスティーブン・ホール氏はこの理由として、前者がより多くの株式オプションを所有する傾向が高い点を挙げる。現在、オプションの大半は価値を失っている。

 ただ、株式の急落にもかかわらずCEOは自社株を手放していない。創業者CEOが持つ自社株の中間値は28億ドル、創業者でないCEOは2670万ドルで、「依然としてかなりの額」(ホール氏)に上る。

 調査は、5月に公表された最新のフォーチュン200社のCEOを対象に行われた。

ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている 

「私は米国株を買っている」

「私も米国株を買っている」

バフェット氏も、売春宿に放り込まれた性欲絶倫男のようになっているようです。
≫ ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハサウェイ|保有銘柄・保有株売買 【最新情報

私も狙いを定めて、連射しています。

今まで手が出せなかった高級娼婦も、格安! しかもこちらの言い値!

順番待ちはなしで、連夜でもOK!

私が一度は生きてみたいと思っていた株式市場崩壊の時代を楽しんでいます。


なぜ、私は常に落ち着いて株式投資を続けられるのでしょうか?

1. 私はポートフォリオの潤沢なキャッシュフロー(配当)で、保有株式を売却しなくても投資資金が充分に確保できる。

2.株式投資のポートフォリオと日常生活の家計は完全に分離されている。サラリーマンとしての給与所得で家計のお金は管理されているので、株価の暴落が家計には一切影響しない。

3.自分で調査、情報収集し、自分で分析、投資判断し、自分の投資哲学を信じて、自分で考え出した投資戦略に従って、自己責任で株式投資を行っている。だからミスター・マーケットの市場の声に影響を受けないで、自分の投資戦略を遂行できる。


ポートフォリオの潤沢なキャッシュフローを再投資

私は投資を始めてすぐ、“長期投資の実行の難しさ”に直面しました。

初めの投資資金は誰もが一生懸命働いて貯蓄したお金です。やっと貯めた投資資金で、企業に株式投資すると、あっという間に投資資金が尽きてしまいます。

次の投資をするには、投資した株式を売却するか、また時間をかけてお金を貯めなくてはいけません。保有株を売却してしまったら長期投資にはならないし、お金を貯めるには再び時間がかかります。

そこで私は自分の投資自体で、新規の投資資金を獲得する投資戦略を考えました。保有株式を売らずに、つまり長期投資を実現しながら、配当を再投資する戦略です。
≫ 【投資の箴言】 長期投資家の投資資金は、投資自体が稼ぎ出す。 [2008/06/07]

もちろんこの投資戦略を実行し“続ける”には、強靭な精神力と自制心、それに投資戦自体が確固としている必要があります。そしてさらに長期の時間が必要です。

けれども、この投資戦略に徹するだけの価値はありました。

投資戦略が成功をおさめるにつれ、成果は加速度的に上がっていきます。長期投資によるキャピタルゲインによる福利効果と、配当の再投資による福利効果のダブルプレーです。

私の投資戦略は、ウォーレン・バフェット氏の投資戦略とは完全に一致するものではありません。けれども、個人投資家がバフェット氏の投資戦略を長期に実行し続けるための、最も現実的な投資戦略だと信じています。
≫ ウォーレン・バフェット氏の発言と投資

― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
投資の教科書|『バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵』


私の投資戦略は、ジェレミー・シーゲル博士の長期戦略とも合致しています。

ウォーレン・バフェット氏推薦 「すべての投資家が学ぶべき新しい事実」
投資の教科書|『株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす』

また、一世を風靡した『金持ち父さん貧乏父さん』
のロバート・キヨサキ氏のキャッシュ・フロー戦略ともお金の管理については似ています。

「金持ち父さん」との大きな違いは、私は利用するのはレバレッジではなく福利効果であるということ。

福利効果のダブルプレーはレバレッジをはるかにしのぐ、強固な投資戦略です。

私も、5年後、10年後、20年後の長期的な成長を信じています。

バフェット氏の【投資の箴言】です。

「小鳥が鳴くのを待っていれば春は終わってしまう。
市場心理あるいは実態経済が好転するかなり以前に株式市場が上昇に転じ、大幅上昇することもありえよう。」

《参考》
≫ ウォーレン・バフェット|GEの増資30億ドル分の優先株を引受 [2008/10/19]

― 常勝の二人に共通した勝利の投資戦略とは! ―
投資の教科書|『バフェットとソロス 勝利の投資学』


投資家バフェット氏「私は米国株を買っている」
[Nikkei Net|2008年10月18日 07:52]

 「私は米国株を買っている」――。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は17日付のニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で、自身のこんな投資姿勢を明らかにした。「短期的な動きがどうなるかはわからないが、投資家心理や経済の状況が改善する前に(株価など)市場は上向く」と予測している。

 同氏は、傘下の投資会社ではなく、自分の資金で米国株を買っていると前置き。その上で「投資のルールはシンプルで、他の人が欲張っているときには恐れを抱き、他の人が恐怖にさいなまれている時に強欲になることだ」とした。

 また「多くの健全な企業の長期的な成長に不安を抱くことはナンセンス。5年や10年、20年先には利益の記録を塗り替えているはずだ」とみている。


バフェット氏、今後も米国株式の買い継続 優良企業に長期投資
[AFP|ニューヨーク/米国|2008年10月18日 18:40]

 米経済誌フォーブス(Forbes)の長者番付で5本の指に入る米著名投資家、ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏(78)は17日、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に投稿した論文で、米経済が混乱しているとの認識を示しながらも、米株式の買いを継続する戦略を明らかにした。

 世界最大規模の投資会社バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)と傘下企業グループを率い、その富を蓄積する手法から「オマハの賢人(Oracle of Omaha)」との異名をとるバフェット氏は、これまで市場の恐怖心が広がりを見せるなかでも米国企業への投資を続けてきた。

 投稿でバフェット氏は、「金融・株式市場は米国でも海外でも大混乱している。この混乱が、実体経済にも悪影響を及ぼしつつあり、その勢いは急速に強まっている」と述べ、「近い将来、失業率は上昇し、経済活動は失速・低迷する。新聞上では恐ろしい見出しが絶えないだろう」との考えを示した。

 一方でバフェット氏は、「だからこそ、米国株式を買い続けている。これまでは、個人資産はバークシャー株と米国国債にしか投じてこなかった」と明かした。

 今後については、「株価が魅力的な水準であり続ければ、バークシャー以外の個人資産は間もなく、100%すべて米国株式になるだろう」と述べた。

 投資に当たっての展望と判断には、ある単純な法則の格言を念頭に置いているとバフェット氏は言い、その格言が「市場心理が著しく強気の時は弱気に転じ、市場が極端に弱気になれば強気に転じよ」であると明かした。

 バフェット氏は現在の状況について、「恐怖心が市場に広がり、熟練した投資家をも萎縮させていることは明白。高いレバレッジで成り立つ事業や競争力のぜい弱な企業について投資家が先行きを悲観するのは当然ではある。一方で、米国の多くの優良企業について、長期的な投資を行う上で弱気になることは、理にかなわない」と分析する。

 さらにバフェット氏は長期的展望について、「健全な企業も一時的に収益が減少する場面もあろうが、多くは今後5年、10年、あるいは20年以内に利益の記録を更新することになるだろう」と語った。

 バフェット氏は、市場が目先、どのように繰り返される乱高下から落ち着きを取り戻すかについて予想できないと強調するが、「市場心理あるいは実態経済が好転するかなり以前に株式市場が上昇に転じ、大幅上昇することもありえよう。小鳥が鳴くのを待っていれば春は終わってしまう」との考えを示した。

ウォーレン・バフェット|GEの増資30億ドル分の優先株を引受 

「資金を追加調達しておくと、好機が到来したときに掘り出し物の資産を獲得できる。」

GEは2008年10月1日、普通株の公募で少なくとも120億ドル相当を調達すると発表しました。

同時に、ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが、配当利回り10%の30億ドル相当の永久優先株を引き受けることが明らかに。

GEは合計150億ドルの資本増強を行うことになりました。

さらにバフェット氏は30億ドル相当の普通株を、現在の株価(1日終値24.50ドル)を下回る1株22.25ドルで買い取る権利のある行使期限は5年のワラントを受け取ることも判明。

私は、投資家ウォーレン・バフェット氏の足元にも及ばないことを痛切に感じました。
≫ ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハサウェイ|保有銘柄・保有株売買 【最新情報

個人投資家が優先株に投資するチャンスはありません。

ましてや格付けトリプルAで配当利回り10%が確定している優先株なんて。。。

バフェット氏に追いこすためには、もっともっと励まなければいけませんね。

《参考》
≫ ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている [2008/10/18]
≫ ウォーレン・バフェット|ダウ・ケミカルの筆頭株主へ [2008/07/12]


ウォーレン・バフェット氏推薦 「すべての投資家が学ぶべき新しい事実」
投資の教科書|『株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす』


WSJ-バフェット氏、GEの資本増強も支援
[ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)|2008年10月2日 16:16]

 米ゼネラル・エレクトリック(NYSE:GE)のために米議会ができなかったことを、著名投資家ウォーレン・バフェット氏はできるだろうか。おそらくできる。ただ、同氏がGEに資本注入するのは、信用収縮が、米国の大企業に打撃を与えるような悪い局面に入りつつあることを示している。

GEは数カ月前から、同社の金融部門の健全性を守ろうとしてきた。だが9月29日、米下院が金融安定化法案を否決したことで、圧力は高まった。

10月1日までに、GE金融部門が発行した債券の保証料の意味を持つ、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは700ベーシスポイントを超えた。そこでGEは騎兵隊を呼び込んだ。

GEは1日、普通株の公募で少なくとも120億ドル相当を調達すると発表した。引受幹事は30日間、需要動向次第で15%の追加売り出しをするオーバーアロットメントの権利を持つ。公募価格は、2日の米国株式市場の取引開始前に決定する予定。

さらに、バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ(NYSE:BRKA)(NYSE:BRKB)は、先週23日に発表した米証券大手ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)への50億ドル出資と同様のことをGEにもすることで合意した。出資額は異なるが、条件は似ている。

1日に発表した条件によると、バフェット氏は、配当利回り10%の30億ドル相当の永久優先株を受け取る。さらに30億ドル相当の普通株を、現在の株価(1日終値24.50ドル)を下回る1株22.25ドルで買い取る権利のあるワラントを受け取る。この行使期限は5年。ゴールドマンの場合と違うのは、優先株を任意に償還するには3年が経過するまで待たなければならないことだ。償還には10%のプレミアムを支払う。多額の借り入れをしているゴールドマンは、優先株の任意償還はいつでもできることになっている。

GEがこうした厄介な条件を受け入れざるを得なかったことや、普通株による増資もするということは、トリプルA格を付与されている企業としては珍しい。ジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)はいつもの口調で、「資金を追加調達しておくと、好機が到来したときに掘り出し物の資産を獲得できる」と語った。

実のところ、こうした資本増強の目的は、GEの格付けを守ること、そして資金調達にかかわる問題を回避することだ。GEは、借り換えには全く問題がないと主張している。

コマーシャルペーパー(CP)市場には明らかに圧力がかかっている。9月15日に米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(LEHMQ)が連邦破産法11条の適用を申請したことを受け神経質になったマネー・マーケット・ファンド(MMF、短期金融資産投信)は先週、投資資金をCPから国債に移した。

投資家は市場から資金を引き揚げ、CPには超短期でしか投資しなくなる。このため企業は、市場の混乱にさらに敏感になっている。

米連邦準備制度理事会(FRB)と米財務省は先週後半、CP投資家を安心させようと幾つかの対策を打ち出した。だが投資家は、長期の投資には消極的だ。米通信大手AT&T(NYSE:T)のランドール・スティーブンソンCEOは1日、「CP市場は現在、翌日物を取引している状態だ」と語った。

GEの発行済みCPは900億ドル未満。このCPの償還に支障を来さないよう、同社は銀行の信用枠を620億ドル確保してある。

同社のCDSが市場に警告を発し株価が大幅に下落している時に、信用枠から資金を引き出せば、格付け会社を驚かせていたことだろう。そうではなくバフェット氏の力を借り市場から資金を調達することは、費用はかさむものの、GEを急速な下降スパイラルに陥れそうな悪循環を断ち切るためには、はるかに賢明な方法だ。

ウォーレン・バフェット|ゴールドマン・サックスに50億ドル出資 

「ゴールドマンはたぐいまれな企業だ。世界的な評判は並ぶものがない。実績と深い洞察力のある経営陣、知的財産と金融資本は、他社に勝る状態が続くだろう。」

投資家ウォーレン・バフェット氏は2008年9月23日、米大手証券1位ゴールドマン・サックス・グループに50億ドル出資することで合意しました。

この50億ドルの出資は、バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが、配当利回り10%の永久優先株で引き受けます。

個人投資家には真似のできない投資です。

私たちはバフェット氏の投資戦略のうち、特に投資する企業価値の評価、選別する点では多くのことを学べ、また見習うことができます。また、長期投資や複利効果の投資戦略も見習うことができます。

けれども投資戦略の実行の段階で、バフェット氏と個人投資家の違いは今回の永久優先株での出資のように大きく違ってきます。

バフェット氏は、投資価格を自ら決定でき、年に10%の確定された優先配当でキャッシュ・バックを受け取りながらじっくり時間をかけて長期と投資で複利効果を積み上げていきます。

バフェット氏のポケットは、これからもキャッシュで膨れあがっていきます。

そしてキャピタル・ゲインを確定して税金を払う必要もありません。

腰を据えて、長期投資を楽しめます。

「この条件なら、ゴールドマン・サックスへの投資は、ほとんどリスクがない。」

そう判断したのでしょう。

バフェット氏は自らの投資のルールに完全に従っています。

ウォーレン・バフェット氏の投資のルール
投資の教科書|『バフェットとソロス 勝利の投資学』より

ルールその1 決してお金を失わないこと。

ルールその2 決してルールその1を忘れないこと。


あまりにも有名なバフェット氏の投資原則です。

誰もが知って、理解しているつもりですが、これを実行する難しさを乗り越えた投資家は多くはないと思います。

現在のバフェット氏の投資戦略を、個人投資家がそっくりそのままコピーするのは不可能です。

個人投資家の優位性をプラスして、個人投資家なりの投資戦略の実践方法を身につければ、バフェット氏の投資に追いつき、追い越すことを目指していけるはずです。


「世界で最も称賛され成功している投資家であるに違いないバフェット氏が、われわれの長年の関係を前提に、このような多額の出資を決断してくれたことは喜ばしい。われわれはこのことを、顧客からの高評価と将来の明るい見通しを強く示す証しととらえている。」

ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン会長兼最高経営責任者(CEO)は、バフェット氏からの出資を誇りに感じているようです。

「水泳のオリンピック選手でも小さな子供でも、津波が襲ってきたときに海岸にいればおぼれてしまう。」

これまで資本増強に追い込まれてきた、ゴールドマン・サックスは救いあげられました。

だけど、ロイド・ブランクファイン会長兼最高経営責任者(CEO)はあんなに追い詰められた状況で上手いこといいますね。

《参考》
≫ ウォーレン・バフェット|GEの増資30億ドル分の優先株を引受 [2008/10/02]
≫ ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている [2008/10/18]
≫ ウォーレン・バフェット|バークシャー・ハサウェイ|保有銘柄・保有株売買 【最新情報

― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
投資の教科書|『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』


WSJ-バークシャー、ゴールドマンに50億ドル出資などで合意
[ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)|2008年9月24日 11:16]

米証券大手ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)は23日、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ(NYSE:BRKA)(NYSE:BRKB)から50億ドルの出資を受けることで合意したと発表した。今月に入り信用危機が深刻さを増して以来、金融システムへの信頼感を示す最も大きな動きの1つとなった。

この50億ドルの出資では、バークシャーが永久優先株を引き受ける。配当利回りは10%。

ゴールドマンはこのほか、少なくとも25億ドル相当の普通株発行による公募増資をする。

バークシャーは、さらに50億ドル相当の普通株を1株115ドルで買い取る権利のあるワラントを受け取る。行使期限は5年。

バフェット氏の動きは、世界の有力投資家の1人が、ウォール街で強く求められていた、信頼感を示す行動をとったことを意味する。同氏はこれまで、米金融大手への資金投入を控えてきた。米金融大手のほとんどは、不動産関連の見込み違いで数十億ドルの不良資産を抱え、身動きが取れなくなっている。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(LEHMQ)は15日に米連邦破産法11条の適用を申請したほか、メリルリンチ(NYSE:MER)はバンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)に買収されることで合意した。米政府は、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(NYSE:AIG)を政府の管理下に置く代わりに最大850億ドルを融資することで合意した。政府はさらに、ほかの金融各社を支えるために7000億ドル規模の金融安定化策を打ち出したものの、懐疑的な見方もあり、議論が続いている。

ゴールドマンは、リーマンやメリルとは異なり、今のところ住宅ローン関連の大打撃を何とか回避している。信用危機の発生以降も、四半期決算で赤字を出していない。ただ、利益は減少してきており、信用危機と無縁なわけではない。

ゴールドマンはここ1週間、自己資本増強のためのさまざまな選択肢を検討してきた。ロイド・ブランクファイン会長兼最高経営責任者(CEO)は「水泳のオリンピック選手でも小さな子供でも、津波が襲ってきたときに海岸にいればおぼれてしまう」と語っていた。

同氏は23日、声明で「世界で最も称賛され成功している投資家であるに違いないバフェット氏が、われわれの長年の関係を前提に、このような多額の出資を決断してくれたことは喜ばしい。われわれはこのことを、顧客からの高評価と将来の明るい見通しを強く示す証しととらえている」と述べた。


バフェット氏は「ゴールドマンはたぐいまれな企業だ。世界的な評判は並ぶものがない。実績と深い洞察力のある経営陣、知的財産と金融資本は、他社に勝る状態が続くだろう」と語った。

バークシャーによる出資の発表は米株式市場の取引終了後だった。ゴールドマン株の通常取引終値は、前日比4.27ドル(3.54%)高の125.05ドル。その後の時間外取引では一段高となり、終値比7.76%高の134.75ドルで取引されている。

ウォーレン・バフェット|ミッドアメリカン・エナジー|コンステレーション・エナジーに買収提案 

「バフェット・プット」

投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ傘下のミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスは2008年9月19日、米天然ガス・電力会社コンステレーション・エナジー・グループに1株当たり26.50ドルの買収提案をおこないました。
ウォーレン・バフェット|新規投資・保有銘柄・保有株売買 【最新情報】

ミッドアメリカン・エナジーのデビッド・ソコル会長は相当のやり手か!

バフェット氏とともに新規投資先を開拓している。

これから約1週間後、ミッドアメリカンは中国の電池・自動車メーカー比亜迪股フェン有限公司(BYD)の株式約10%を2億3000万ドルで取得することで合意したと発表、世界中を驚かせることになります。
≫ ウォーレン・バフェット|中国企業の比亜迪(BYD)に出資 [2008/9/29]

《参考》
≫ ウォーレン・バフェット|私は米国株を買っている [2008/10/18]
≫ ウォーレン・バフェット|中国石油天然気に再投資の可能性 [2008/05/06]
≫ ウォーレン・バフェット|中国石油天然気を全株売却 [2007/12/15]


― 株式投資で個人資産6兆円を築いた投資家ウォーレン・バフェットに学ぶ ―
投資の教科書|『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』


バフェット氏、コンステレーション・エナジーに救いの手
[Nikkei Net|ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)|2008年9月19日]

 ウォール街はブラックホールの中に消え失せるのかもしれないが、星々は著名投資家ウォーレン・バフェット氏と手を結ぶ位置につけている。

 バリュー投資のベテランであるバフェット氏は、米国の天然ガス・電力会社コンステレーション・エナジー・グループ(NYSE:CEG)を目がけて急降下した。同社は電力卸売りで米国最大手。コンステレーションの株価は、今週に入り株価が50%強下落している。バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ(NYSE:BRKA)(NYSE:BRKB)傘下のミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスは、1株当たり26.50ドルの買収提案という形でコンステレーションに命綱を放った。

 メリーランド州ボルティモアに本社を置くコンステレーションの株価は、年初時点では100ドル強の水準で取引されていたが、16日には52週安値の13.00ドルを記録した。いわばバフェット氏の好みに合う“いけにえ”のようなものだ。

 先月、信用格付けがジャンク格(投資不適格)に引き下げられた場合の信用取引の最低保証金の計算を誤ったことを同社が認めると、警鐘が鳴り響いた。今週に入り金融市場の嵐がハリケーンに変わっても、コンステレーションはまだ失われた内部統制への信頼と流動性の回復に努めていた。

 同社には20億ドルの手元流動性があった。だが、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が格下げをちらつかせた。投資不適格に格下げされれば、コンステレーションはエネルギー取引部門の保証金として、さらに33億ドルの提供を迫られる。潤沢な資金を持つ買い手を引き入れる頃合いだった。

 アイオワ州デモインに本拠を置くミッドアメリカンは、コンステレーションの普通株を総額約47億ドルで取得し、10億ドル規模の優先株を引き受け、債務48億ドルを引き継ぐ。引き換えに手に入れるのは、発電プラント(発電容量ほぼ9000メガワット)、顧客170万社、天然ガス鉱区、エネルギー取引の受注契約だ。

 この受注残の処理にかかるコストは誰にも予想がつかない。クレディ・スイスのアナリスト、ダン・エッガース氏は、20億ドルという試算を示した。それでも、バフェット氏は非常によい条件でコンステレーションを手に入れることになる。

 6月末時点のコンステレーションの有形固定資産の価値は約104億ドルと見積もられていた。現在購入する場合のコストを示す再調達原価(取替原価)は、この数字を大幅に上回る。発電施設も、ほぼ半分が低公害で非常に望ましい、原子力発電と水力発電だ。

 クレディ・スイスは、発電事業と公益事業というこの最大“ハード”資産が2009年に合わせて20億ドルのEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)を生み出す、と予測する。これに控えめな6倍という数字を当てはめると、その価値は120億ドルと見積もられる。

 ただ、こうしたうまみの大きい取引の難点は、対抗買収案を引きつけることだ。

 より幅広い見地からは、5月時点で350億ドルの投資資金を持っていたとみられるバフェット氏によるこの取り組みが市場の底入れを示唆すると、投資家は期待している。

 ただ、それを当てにしてはならない。ハード資産は多いが流動性の不足するコンステレーションは、絶好の投資機会だ。対照的に、さんざん打ちのめされた銀行のバリュエーションは、その根本原因――不透明で毒を含む可能性のあるバランスシート――を踏まえると、魅力が薄れた。

 ウォール街に端を発する波紋によって今後数週間あるいは数カ月間もさらなる犠牲者が出続け、産業セクターでの投資機会もまだまだ出現するだろう。だが、すべてのセクターが「バフェット・プット」を頼りにできるわけではない。